桃の頁

桃の春夏秋冬

2001年版秋の続きでございます。
今回、帆柱立て、従兄弟の家のお手伝いの様子です。
母親の実家の嫁さん、ほとんど一人で桃の栽培をしております。
で、県庁職員の従兄弟の兄貴は農業に関してはあまりあてにはなりませんから
私たち夫婦が帆柱立てに、お手伝いに行くという訳です。
日ごろ忙しい中、家でも手伝ってもらいますのでお互い様です。

続き

女衆二人が段取りの打ち合わせでしょうか。
こちらを向いてる紫のスーツ?がお姉さま(うちの女房はそう呼びます)です。

帆柱というのは、桃の主幹の中心当たりに6mぐらいの、鉄パイプを立て、その天辺と中段あたりから針金でそれぞれの枝を吊り上げるものです。

植木などで、冬、雪対策でよく見掛けますね。アレです。あれは縄ですがこちらは針金です。

収穫期にたわわに実った桃の重さで枝が折れないように、また
樹形が崩れないようにするためです。
また、真中で吊り上げますから木の周りに支柱などをして、支えるより障害物が無く管理作業がしやすいというメリットがあります。
風には弱いという事もありますが、台風などの場合は支柱で支えます。

重心がどの辺りにあるのか見極めてまずパイプを立てます。そして予めつけておいた10数本の針金を枝ごとに振り分け。縛り付けます。枝に食い込まないようにビニール・ホース等をパッキンにします。従兄弟の兄も今日は勿論お手伝いです。


画像が見づらくて申し訳ありません。
そもそも、せん定した枝を片付けてから、呼んでほしい物です。
足に引っ掛かって、仕事がし辛い事。(^_^;) 暮れで焦っていたのでしょうけれど。

支柱(つっかえ棒)で予め上げて置いて針金の長さを決めます。

それにしても、このご夫婦と仕事をしていると笑えます。
兄「ところで、この桃は何ていう品種なんだ?」
姉「ちょっと聞いたこれだもんねー・・・ゆうぞらジャンまったくうちの桃の品種も知らんもんね。」
兄「ゆうぞら・・・・おまえと一緒だな」
姉「・・・・・・・」
兄「怒ってる・・・・(・・;)」
姉「・・・・・」
わたいら「・・・・・」

まあ、以前にもご紹介した、雑草を眺めていて「おまえと一緒だな」のパターンと同じですが。
なかなか、程よい緊張感の中で仕事が進むという訳です

こちらは施肥です。

桃の場合、わずかな化学肥料を堆肥と組み合わせて施します。


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